登録事務所・弁護士

ゼラス法律事務所

弁護士高山巌

 

【学歴】

1995年3月  東京大学法学部卒業
1995年4月  朝日新聞社入社
1999年12月  朝日新聞社退社
2006年3月     京都大学法科大学院修了
2007年12月   弁護士登録(大阪弁護士会)
弁護士法人大阪パブリック法律事務所入所
2014年7月  弁護士法人大阪パブリック法律事務所副所長

2017年7月  弁護士法人大阪パブリック法律事務所退所

2017年8月 ゼラス法律事務所開所。代表弁護士就任

2018年4月 関西学院大学大学院司法研究科准教授就任

 

【主な経歴】

日本弁護士連合会刑事弁護センター事務局次長
大阪弁護士会刑事弁護委員会副委員長
一般社団法人東京法廷技術アカデミー理事
日本刑法学会員

 

【インタビュー】

Q なぜ弁護士を志したのですか

A 新聞記者時代,たくさんの裁判を取材しました。そのなかで,困難な事件であっても真摯に取り組み,活路を見いだしては依頼者に有利な結果を導いている弁護士に出会いました。とても困難と思われた国家賠償訴訟で和解を成立させたり,一審判決で無期懲役判決だった事件を控訴審で無罪にしたりしていました。私も,苦しんでいる方の役に立てる仕事をしてみたいと思い,司法試験を志しました。

Q どうして悪いことをした人の弁護をするのですか

A 悪いことをした人だからこそ弁護をすることが大事だと思っているからです。誰もが許しがたいことをしたと思うような人こそ,最高の弁護人によって弁護される必要があるということです。そういう社会は,よい人でも悪い人でも,国家から訴追されようとしたときに,適切に憲法と法律にしたがって,弁護人による弁護が受けられることを期待できる社会だからです。作家の村上春樹さんのことばに,「ここに高くそびえる壁と,壁にぶつかると壊れてしまう卵があるとすると,私はいつでも卵の側に立つ。たとえどんなに壁が正しくて,卵が間違っているとしても。私はつねに,卵に寄り添います。」というものがありますが,私はいつもこのことばを忘れないようにしています。

弁護士紹介・インタビュー