日弁連は，刑事裁判に市民が参加することの大切さや，刑事裁判の基本的なルールである「証明基準」（有罪とすることに疑問がある時には無罪としなければならない）を理解してもらうための，「裁判員制度１０周年ムービー」を作成し，日弁連のホームページ（https://www.nichibenren.or.jp/ja/citizen_judge/index.html）やYouTubeで公開しています。
現在ムービーは，第１話「モモタロウ裁判」，第２話「赤ずきん裁判」，第３話「評議室にて」の３本が後悔されています。鬼ヶ島の鬼が凶器の金棒で村人から財宝を奪ったというのは本当か？赤ずきんは猟師と共謀して狼を殺害したのか？といった具合に，昔話をモチーフにして，刑事裁判の被告人になった人の心情や，評議を通じて被告人や事件に対する印象が変わっていく様子などが，分かりやすく描かれています。いずれも２分ほどの短い動画ですので，興味のある方は，ぜひご覧ください。
法律事務所シリウス 虫本