弁護事件例

2016.06.17 【強制わいせつ・痴漢(不同意わいせつ)】痴漢(迷惑防止条例違反)

迷惑防止条例違反(痴漢)で勾留阻止した事例

不起訴
捜査弁護
釈放
示談

事案の紹介

酒に酔って電車内で後ろから痴漢してしまい現行犯逮捕された事例

弁護活動

依頼人は仕事帰りに飲食をして酒に酔った状態で電車に乗りました。
 太めの前に女性が立っており,衝動的に後ろからおしりを触ってしまいました。
 女性がその場で痴漢ですと叫び,乗客らに取り押さえられ次の駅で駅員室に連れて行かれてそのまま逮捕された。
 弁護人として選任され,すぐに家族,会社と連絡を取り,身元がしっかりしていることを裁判所に明らかにすることで勾留を阻止することができました。
 依頼人はその後会社を解雇されることなく仕事に復帰し,在宅で捜査が継続しましたが,被害者と示談が成立したことで結果不起訴処分となりました。
 電車内での痴漢の場合,認めていても争っていても,身元がしっかりしていれば逮捕されなかったり,逮捕されても勾留されずに在宅で捜査が行われるケースは珍しくありません。