多くの人は弁護士に刑事弁護を依頼した経験はありません。
どんな基準で選べばいいのかも分からない方が多いと思います。
たまたま刑事弁護を専門にする弁護士の知り合いがいる、ということは稀でしょう。
インターネットで調べても、たくさんの情報が出てきますし、広告料をかけた結果、グーグルの上位に来ているのか、本当に良い情報だから上位に来ているのか、の判断も難しいと思います。
「依頼した弁護士に何か違和感があるけれど、かといって、初めてのことだからそういうものなのかなとあきらめている」
という方もいるかもしれません。
争う事件で適切な活動を行う弁護士かどうかの1つの判断基準は、「公判前整理手続きや期日間整理手続きの利用」という選択肢を現実的に考えているかどうか、です。
疑問を感じたら、相談した弁護士に質問してみてください。
もし何の検討もなく、「経験がないからできない」「不要じゃないかな」等の答えであればそれはセカンドオピニオン等を得ることも検討した方がよいかもしれません。
東京ディフェンダー法律事務所 久保 有希子