弁護事件例

2016.06.26 【】

保釈が認められ,執行猶予の判決となった威力業務妨害事件

執行猶予
保釈

事案の紹介

 脅迫文言を含む電子メールを特定の宛先に多数回送付したという事案

弁護活動

 弁護活動の第一の目標は,勾留されている依頼者について,起訴された後に保釈決定を得ることでした。
 依頼者には,体調に優れない面があったため,早急に保釈を得て,適切な医療機関を受診してもらうことが必要な事案でした。弁護人から裁判所に対する保釈請求に当たっては,その点について,医学的な資料を添付して丁寧に説明しました。その結果,無事に保釈決定が得られ,依頼者は身柄を解放され,医療機関の受診が可能になりました。
 弁護活動の第二の目標は,執行猶予付きの判決を得ることでした。
 そのための弁護活動として,依頼者や家族に専門家と連携して再犯防止策を検討してもらい,その過程や検討結果を裁判官に伝えるよう努力しました。その結果,判決では,実刑が避けられ,執行猶予付きの判決を得ることができました。