弁護事件例

2024.10.22 【強盗・恐喝】強盗致傷

強盗致傷事件で、捜査段階の示談によって窃盗の略式起訴となった事件

不起訴
捜査弁護
裁判員
示談
罰金

事案の紹介

店舗で万引きした際、万引きを現認していた店舗の警備員と物の引っ張り合いになり、尻餅をついた警備員が怪我をしたという事後強盗致傷の事案。

弁護活動

担当弁護士は、国選弁護人として受任しました。

依頼者は、初回接見当初から事実関係を認めていましたが、公判請求の可能性も否定できなかったため、黙秘を指示しました。同時に、被害店舗と怪我をした警備員との示談に早期に着手しました。被害店舗からは示談を断られたものの、警備員との示談は成立し、
勾留延長満期直前の検察官調べでは黙秘を解除しました。
依頼者の終局処分は、強盗致傷から窃盗、傷害に罪名が落ちました。そして、示談が成立した傷害については不起訴になり、示談が成立しなかった窃盗についても相場より低額の罰金刑とされました。