登録事務所・弁護士
弁護士神谷慎一
弁護士 神谷慎一
<プロフィール>
1989年 岐阜高校卒業
1993年 北海道大学法学部卒業
1997年 北海道大学大学院法学研究科修士課程修了(刑事法)
2000年 司法試験合格
2002年 弁護士登録(岐阜県弁護士会)・横山法律事務所入所
2008年 神谷法律事務所設立
2011年 弁護士法人神谷法律事務所設立
<主な役職>
岐阜県弁護士会副会長(2013年度)
岐阜県弁護士会刑事弁護センター委員長(2014年~)
日本弁護士連合会裁判員本部委員(2008年~)
日本弁護士連合会刑事弁護センター委員(2014年~)
全国倒産法ネットワーク理事(2015年~)
岐阜大学非常勤講師(裁判法・2009年・2011年)
<刑事事件に思うこと>
弁護士になって1週間で少年事件を担当しました。勤務先の所長弁護士から誘われて共同受任した事件でした。夜間の公務執行妨害で,少年は否認していました。少年がウソを言っているとは思えませんでした。しかし,被害者の警察官がウソを言っているようにも思えませんでした。大先輩から学んだのは,「自分が納得いくまで,何度でも現場に行き,何度でも話を聞き,何度でも実験し,何度でも証拠を見返す。できることは全部やる。」ということでした。
また,勤務先の所長弁護士は,とても同情できそうもない被告人のために熱心に弁護活動をされていました。なぜ,そこまで?「そういう人は,日本中の誰もが嫌っている。だから,そういう人こそ,一人は味方にならないといけない。そうじゃないと,刑事裁判はリンチになってしまう。弁護人とは,そういう仕事だ。」
やがて,大学院時代の恩師の言葉が染みるようになりました。「法律を扱うのは,結局人間なんだ。だから,法律を扱う者は,人間を磨かなくてはいけない。」
これが,私の土台となっています。